本品は、1985年に上海で購入しました。 中国の書家・画家 「月山道人（げっさんどうじん）」 による水墨掛軸 「芦雁の国」 です。 「月山道人」は、元代（13～14世紀）の著名な中国人画家・書家である任仁発（にん じんぱつ）の号（雅号）として知られています。 本作品が直接任仁発によるものか、それとも後世の画家による作品かは真偽不明ですが、由緒ある掛軸です。 「芦雁（ろがん）」は、中国の伝統的な水墨画でよく描かれる題材であり、秋冬の風情や旅の情感を象徴するモチーフです。 本作品では、静寂の中に生き生きとした雁の姿が描かれ、気品ある筆致と繊細な表現が際立っています。 【本作品の特徴】 中国の書家・画家「月山道人」の署名と落款 「月山道人」は、元代の中国人画家 任仁発（1254年－1327年）の雅号 として知られる。 本作品が直接任仁発によるものか、後世の画家によるものかは不明。 優雅な水墨画「芦雁の国」 静寂の中を飛ぶ雁と水辺の芦の表現が、詩的で情緒豊か。 中国の伝統水墨画の技法を感じさせる筆運び。 美しい縦長構図 & 高級表装 187.5×63.5cm の大きな掛軸で、和室や書斎に最適。 品格ある表装が、作品の価値をさらに高めています。 【付属品】 書付付き（購入時の記録あり） しっかりとした木箱付き 【この掛軸がもたらす価値】 中国水墨画の伝統美を楽しみたい方 静寂の中に漂う気品と繊細な筆致を日々の空間で楽しめます。 歴史ある書画をコレクションしたい方 床の間や和室を格調高く演出したい方 縦長の美しい構図が、静謐で落ち着いた空間を演出します。 伝統的な美を愛する方に喜ばれる掛軸です。